原子力規制委員会は27日、東北電力女川原発2号機(宮城県)の安全対策が、再稼働の前提となる新規制基準に適合すると認める審査書案を了承した。意見募集を経て正式に決定する。女川原発は東日本大震災で想定を超える揺れと約13メートルの津波に見舞われ、原子炉を冷やす設備が浸水するなど大きく被災した。再稼働は、対策工事が完了する来年度以降になる。
新基準への「適合」は9原発16基目。事故を起こした東京電力福島第一原発と同じ沸騰水型炉(BWR)では3カ所目となる。
東北電は2013年12月、想…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル